Insight Search Search Submit Sort by: Relevance Date Search Sort by Relevance Date Order Asc Desc Newsletter March 31, 2016 Risk Oversight vol.74 自信を持って変化に対峙する 急速に変化する事業環境においては、上場、非上場、非営 利を問わず、どのような企業も自信を持って変化に対峙す ることが大切です。 以下では、自信を持って変化に対峙す るための要素について検討します。多数の業種にわたる275 名の取締役と上級経営者を対象とし て実施したグローバル・サーベイにおいて、上位 10 位に挙げら れたリスクの 1 つは、変革への抵抗があるがゆえに、企業がビ ジネスモデルと中核的業務に対して必要な調整を十分に行え ないかもしれないというものでした。[1] これは重要な示唆を提供 しています。変革は不可避であり、必要です。なぜならば、組 織が製品やサービス、プロセス、能力について継続的な改善を 行わないとすれば、より適応性に富む競争相手との間に深刻 なパフォーマンス・ギャップが生じるからです。変化は、企業価値を高める機会であると同時に、企業価値を… Newsletter March 31, 2016 Risk Oversight vol.74 自信を持って変化に対峙する 急速に変化する事業環境においては、上場、非上場、非営 利を問わず、どのような企業も自信を持って変化に対峙す ることが大切です。 以下では、自信を持って変化に対峙す るための要素について検討します。多数の業種にわたる275 名の取締役と上級経営者を対象とし て実施したグローバル・サーベイにおいて、上位 10 位に挙げら れたリスクの 1 つは、変革への抵抗があるがゆえに、企業がビ ジネスモデルと中核的業務に対して必要な調整を十分に行え ないかもしれないというものでした。1 これは重要な示唆を提供 しています。変革は不可避であり、必要です。なぜならば、組 織が製品やサービス、プロセス、能力について継続的な改善を 行わないとすれば、より適応性に富む競争相手との間に深刻 なパフォーマンス・ギャップが生じるからです。変化は、企業価値を高める機会であると同時に、企業価値を… Newsletter April 28, 2016 Risk Oversight vol.75 リスク監視に関する原則の再考察 グローバル金融危機後、特に米国において、リスク監視は 上場企業の取締役会にとって必須のものとなりました。 全 ての業種において、上場企業の取締役会は、リスク監視に 対するそれぞれのアプローチを策定し、それを体系化して きました。 以下では、取締役会が現在のリスク監視プロセ スを評価する上で用いるべき10 の不変の原則について再 考察します。リスク監視は取締役会にとって常に重要な課題であります。 破壊的な金融危機によって、誰もがその重要性についての教 訓を得ました。リスク監視のあり方は近年進化し、多くの取締 役会が、自らのメンバー構成、運営方法、および事業に関する 入手した情報が効果的なリスク監視に資するものであるのか について、詳細な検討を行ってきました。日本語版PDF 英語版PDF Newsletter May 31, 2016 Risk Oversight vol.76 : COSO 2013 : 何を学んだか? 改訂COSO 内部統制の統合的フレームワークは、2013 年 5 月に発行されました。 発行以来、いくつか重要な学びが ありました。その一部を本資料の中で考察します。3 年前、トレッドウェイ委員会組織委員会(“COSO”)は、改訂内 部統制―統合的フレームワーク(フレームワーク)を発表しまし た。以来、米国証券取引所に上場している多くの企業にとって、 米国 SOX法 404 条(以下 US-SOX法)に準拠すべく、改訂フ レームワークの実施は重要な業務となりました。背景としては、 US-SOX法の要請として、米国証券取引委員会(SEC)は、財 務報告に係る内部統制 (ICFR) の評価の基準として、各企業 が「適切なフレームワーク」を使用することを求めているからで す。 COSOのフレームワークはSECの唱える適切性基準を 満たしており、結果として、ほとんどの企業が旧フレームワーク… Newsletter June 30, 2016 Risk Oversight vol.77 : 取締役会へのリスク報告の改善に関する原則 取締役会による有効なリスク監視は、適時かつ信頼性があ り、洞察に富んだ報告に基礎を置いています。 以下では、 取締役会が必要とする焦点の定まったリスク報告を行うた めの 6 つの原則について考察します。取締役会へのリスク報告は、多くの企業で議論の対象となる テーマです。「報告が詳細すぎる」、「行動につながる報告で はない」、あるいは「適切な課題に焦点を当てていない」、「取 締役会が何を求めているのかが分からない」、そして今も昔も 言われる「取締役会自身が、自分たちが求めるものを理解して いないのではないか」といった話をよく耳にします。認識すべ きは、このようなコメントは、組織におけるより広範な課題の兆候 であるかもしれないということです。日本語版PDF 英語版PDF Newsletter July 31, 2016 Risk Oversight vol.78 : 2016年を展望した重要リスク ノースキャロライナ州立大学 ERMイニシアティブとプロティ ビティは、上級経営者と取締役を対象として、企業が直面す るマクロ経済、戦略、および業務リスクに関する最新の調査 を完了しました。 今後12か月を展望した場合の上位リス クは、昨年に対して興味深い違いを反映しており、世界中 の上級経営者や取締役が最も気に掛けていることについ て洞察を提供しています。今年の調査には500 名を超える取締役と上級経営者が参加 しました。[1] 調査対象企業の約 70 パーセントは米国以外でも 事業活動を行っており、それらの企業の約半数は米国に本社 を置いています。これらの取締役と上級経営者はそれぞれ の組織が直面する重要な課題や優先事項について回答して おり、それらの回答は業種、経営者の地位、企業の規模と種類 により様々です。回答に見られた共通テーマを踏まえ、全体と… Newsletter August 31, 2016 Risk Oversight vol.79 : 新たなリスク:近い将来に目を向ける もし、経営陣が、“とても想像できないようなこと”について 検討を行っていないなら、取締役会がその検討に時間を割 くことは困難です。 以下では、“新たなリスク”を認識する ための実務的な原則について解説し、「取締役会のリスク 監視プロセスにおいて、“新たなリスク”についてタイムリー に情報提供を行わせる」という意識を、取締役に持ってもら うことの重要性について説明します。“ 新たなリスク” は事業環境の予期せぬ変化によって引き起こ され、大規模災害・事件(例えば、津波、ハリケーン、テロ攻撃な ど)から、長期間にわたる外的・内的要因(例えば、内部統制 環境あるいはリスクカルチャーの破綻がもたらす既存リスクの 実現)まで、種々の深刻な事象を含み、それらのインパクトを与 える速度もさまざまです。“ 新たなリスク” は、市場の劇的な変 化によっても生じる可能性があります(例えば、顧客嗜好、競合… Newsletter January 31, 2015 Risk Oversight vol.60 リスクマネジメントにおけるバイアスを克服する リスクマネジメントにおいてバイアスは常に存在してお り、今後もそれは変わらないでしょう。これは人間の 特質であり、不可避であると言えます。どのような組 織においても、グループ思考、他を圧倒するような性格 の人物、数字への過度の依存、都合の悪い情報の軽 視、最近の事象への偏重、およびリスク回避あるいは リスクテイクへの偏りが存在することは、まれなことで はありません。 従って、バイアスが存在するか否かが 問題ではなく、リスクとリウォードに関する意思決定プ ロセスに内在するバイアスをどのように管理するかが 問題となります。2008 年の金融危機が、これまでで最も顕著なリスクマネ ジメントの失敗であったことについて異論をはさむ人はほ とんどいないでしょう。金融危機を生じさせた要因と責め を負うべき関係者は多数であり、それらの全てをここで取 り上げることはできません… Newsletter February 26, 2015 Risk Oversight vol.61 リスク監視における価値ベースのアプローチ 企業経営者は企業価値を創造するためにリスクを取る ことを期待されています。 同時に、それらのリスクを 適切に管理することが求められます。しかし、リスクマ ネジメントプロセス自体が企業価値に貢献できるので しょうか。ここでは、取締役会のリスク監視に対する 価値ベースのアプローチに関する2 つの視点である、 戦略的視点と財産的視点について検証します。CEOは誰でも、企業価値創造の機会を追及しています。 これは取締役会が期待していることです。「ビジョナリー・ カンパニー:時代を超える生存の原則」という本の中で示 された原則の一つに、企業は自らを存続させるために、社 員にぬるま湯から抜け出すというコミットメントを求める「困 難で大胆な目標」を設定するというものがあります。[1] 重要 な点は、CEO が現状に甘んじてはならないというだけで はなく、組織も現状に甘んじてはいけないということです… Newsletter March 31, 2015 Risk Oversight vol.62 リスク監視における非公開会合の効果的活用 非公開会合は、適切に活用することにより、取締役会のリス ク監視プロセスの重要な一部となりうるものです。 以下で は、非公開会合の価値を最大化するために、非公開会合に どのように取り組むかを考察します。非公開会合は、以下のようなさまざまな理由で、独立取締役に より開催されます:CEOの業績、報酬および継承に関する評 価、取締役の間の衝突や意見の不一致の解消といった取締 役会の運営に関する課題への対応、上級経営者が関与した 不正行為に関する調査結果の検討、取締役会の運営の在り 方と実績に関する議論、および機密性が求められる事項に関 する少人数での検討など。非公開会合は、上級経営者がいる場では質問に対して用心 深くかまえたり、回答を躊躇したりする可能性のある特定の経 営幹部から、生の情報を得る機会を取締役に提供するもので す。取締役会のリスク監視プロセスの一部としての非公開会… Load More