Insight Search Search Submit Sort by: Relevance Date Search Sort by Relevance Date Order Asc Desc Newsletter December 29, 2014 Risk Oversight vol.59 ビジネスモデルへの破壊的な脅威に対応するには、経営戦略の前提条件を理解する ビジネスモデルそのものを脅かすリスクへの対応につ いては、上級経営者と取締役会が認識していないこと が、組織に損害を与える可能性があります。 本資料で は、組織の経営戦略を具体化する要因の基礎となって いる主要な前提条件をなぜ経営者が認識し考慮すべ きなのかについて考察します。また、取締役会は経営 戦略を評価する際には前提条件をレビューし、建設的 な質問を投げかける必要があります。 経営戦略リスクは、最近の調査では、2014 年において、マ クロ経済リスクや業務リスクと比較して前年比で最も大き く注目されています[1]経営戦略リスクとは、組織が成長機 会を追及するために策定する計画の妥当性に影響を与 えるリスクを指します。 変化の激しい今日では、上級経営者と取締役会は経営 戦略の基礎となっている前提条件が意味を為さなくなるよ うな、将来起こり得る事象を熟知しておかなければなりま せん… Newsletter January 31, 2015 Risk Oversight vol.60 リスクマネジメントにおけるバイアスを克服する リスクマネジメントにおいてバイアスは常に存在してお り、今後もそれは変わらないでしょう。これは人間の 特質であり、不可避であると言えます。どのような組 織においても、グループ思考、他を圧倒するような性格 の人物、数字への過度の依存、都合の悪い情報の軽 視、最近の事象への偏重、およびリスク回避あるいは リスクテイクへの偏りが存在することは、まれなことで はありません。 従って、バイアスが存在するか否かが 問題ではなく、リスクとリウォードに関する意思決定プ ロセスに内在するバイアスをどのように管理するかが 問題となります。 2008 年の金融危機が、これまでで最も顕著なリスクマネ ジメントの失敗であったことについて異論をはさむ人はほ とんどいないでしょう。金融危機を生じさせた要因と責め を負うべき関係者は多数であり、それらの全てをここで取 り上げることはできません。… Newsletter February 26, 2015 Risk Oversight vol.61 リスク監視における価値ベースのアプローチ 企業経営者は企業価値を創造するためにリスクを取る ことを期待されています。 同時に、それらのリスクを 適切に管理することが求められます。しかし、リスクマ ネジメントプロセス自体が企業価値に貢献できるので しょうか。ここでは、取締役会のリスク監視に対する 価値ベースのアプローチに関する2 つの視点である、 戦略的視点と財産的視点について検証します。 CEOは誰でも、企業価値創造の機会を追及しています。 これは取締役会が期待していることです。「ビジョナリー・ カンパニー:時代を超える生存の原則」という本の中で示 された原則の一つに、企業は自らを存続させるために、社 員にぬるま湯から抜け出すというコミットメントを求める「困 難で大胆な目標」を設定するというものがあります。[1] 重要 な点は、CEO が現状に甘んじてはならないというだけで はなく、組織も現状に甘んじてはいけないということです… Newsletter March 31, 2015 Risk Oversight vol.62 リスク監視における非公開会合の効果的活用 非公開会合は、適切に活用することにより、取締役会のリス ク監視プロセスの重要な一部となりうるものです。 以下で は、非公開会合の価値を最大化するために、非公開会合に どのように取り組むかを考察します。 非公開会合は、以下のようなさまざまな理由で、独立取締役に より開催されます:CEOの業績、報酬および継承に関する評 価、取締役の間の衝突や意見の不一致の解消といった取締 役会の運営に関する課題への対応、上級経営者が関与した 不正行為に関する調査結果の検討、取締役会の運営の在り 方と実績に関する議論、および機密性が求められる事項に関 する少人数での検討など。 非公開会合は、上級経営者がいる場では質問に対して用心 深くかまえたり、回答を躊躇したりする可能性のある特定の経 営幹部から、生の情報を得る機会を取締役に提供するもので す。取締役会のリスク監視プロセスの一部としての非公開会… Newsletter April 30, 2015 Risk Oversight vol.63 取締役会のリスク監視の焦点を重要事項に当てる 多くの企業は、リスクに関する継続的な対話を促進するた めに、リスクに関する共通言語を用いたり、リスクの分類を 行ったりしています。取締役会のリスク監視に関しては、全 ての範囲をカバーし、監視プロセスの焦点を定めるために、 取締役は独自のリスク言語を用いるべきかという疑問が生 じます。それぞれの企業の取締役会は、そのようなリスク 言語が有益であるか否かを、企業の事業活動の特質を踏ま えて判断しなければなりませんが、以下では取締役が考慮 すべき5つのリスクカテゴリーについて考察します。 日本語版PDF 英語版PDF Newsletter November 30, 2015 Risk Oversight vol.70 長期的視点から新たなリスクを認識する 事業環境は継続的に変化しており、それとともに企業が直面 する機会とリスクの情勢も変化します。この情勢を評価す る上での課題のひとつは、十分に先を見通すことにあります。 貴社では十分に長期的な視点に立って考えているでしょうか。 タイム・ホライズン(計画対象期間)の意味するところは多くあり ます。本資料においては、戦略、事業、およびプロジェクトの計 画もしくはプログラムに示された目標を達成する上で必要と見 積もられる時間の長さを意味します。タイム・ホライズンは、プラ ンニング・ホライズンと呼ばれることが多くあります。これは、タイ ム・ホライズンが、将来における計画の実行期限を示すことによ り計画についての規律を与え、期待される目標の達成に対す る説明責任を促進するためです。 タイム・ホライズンは目標の実現と相互に深く関係しているため、… Newsletter October 29, 2015 Risk Oversight vol.69 ファンダメンタルズは必ず変化する 変化は両刃の剣です。変化は事業を新たなステージへと高 める機会を提供することもありますが、逆に終わりの始まり を示すこともあります。経営者と取締役会が変化に先んじ ているか遅れを取っているかに関わらず、破壊的な変化を軽 視できないことに意義を唱える人はほとんどいないでしょう。 鍵は変化が不可避であることを受け入れることにあります。 ビジネスに関する名著の一つに、1996 年に出版されたインテル 社の前CEOグローブの手になるOnly the Paranoid Survive: How to Exploit the Crisis Points That Challenge Every Company(邦題:「インテル戦略転換」)があります。この本の 中で、グローブは、「事業のライフサイクルにおいてそのファンダメ ンタルズが変化しようとしている時点」を意味する「戦略転換 点」… Newsletter September 30, 2015 RISK OVERSIGHT VOL.68 内部監査の真に意義ある活動を確実とする 内部監査は取締役会に適切な洞察を提供しているでしょう か。取締役会は、内部監査が取締役会のニーズと期待に応 えられるよう適切なリソースを確保するように、自らができる ことを行っているでしょうか。以下では、取締役会が内部監 査から受ける価値を最大化する方法について考察します。 内部監査は、専門的な職業として、リスクマネジメント、コントロー ル、およびガバナンス・プロセスの有効性を評価するための体系 的かつ規律あるアプローチを通じて、付加価値を生み出し、組 織の業務を改善することを長年の目的としてきました。残念な ことに、多くの内部監査部門はこの目的を達成できずにいます。 英語版PDF Newsletter August 31, 2015 Risk Oversight vol.67 取締役会にIT事項を説明する 取締役はIT事項についての説明を受ける際に、メッセージ を完全に理解しているでしょうか。あるいは、メッセージは あまりにも複雑で理解できないものでしょうか。以下では、 取締役会に対して IT事項の説明を行うにあたっての 3 つ の関係について論考します。それぞれの関係は、最高情報 責任者(CIO)と最高情報セキュリティ責任者(CISO)が説 明内容を整理する上で、また取締役が得るべき情報に対す る方向性に関する洞察を提供します。 今日の環境において、多くの企業は、それらのビジネスモデル がテクノロジなしでは機能しえないことから、実際には「テクノロ ジ・ビジネス」であると言えます。革新的なテクノロジは、市場に おいて差別化をもたらす要素であると同時に、破壊をもたらす 要素でもあります。テクノロジの進歩によって、ビジネスモデル の価値が半減するまでの時間は急速に短くなっています。こ… Newsletter July 31, 2015 Risk Oversight vol.66 サイバー攻撃リスクを自信を持って管理する サイバーセキュリティ攻撃は引き続きメディアの高い関心を 集め、取締役会において今日的な意味を持つテーマであり 続けています。情報セキュリティは、戦略、リスク管理、変更 管理およびアクセスコントロールの全てにおける情報システ ムの機密性、完全性および利用可能性(可用性)に関係して います。以下では、この重要な課題について考察します。 リスク管理においては、リスクを除去することは不可能であり、リ ソースは限られており、リスクプロファイルは変わり続けていると いうのが現実です。サイバー攻撃についても同じことが言えま す。このため、変わり続けるサイバー攻撃の状況とリスク許容 度を理解し不可避的に発生するインシデントに備えることにより、 組織の最も重要な情報資産とシステムの保護に焦点を当てる ことが重要です。 日本語版PDF … Load More