医療機器のためのセキュリティ連携:―機器メーカーと医療提供機関のベストプラクティス

相互に接続された医療機器の普及が進む現代、私たちは新たなサイバーセキュリティリスクに直面しています。これらは患者の安全性やデータセキュリティ、プライバシーに直接影響を及ぼす重要な課題です。そこで、医療機器メーカー(MDM)と医療提供機関(HDO)の連携が不可欠となります。両者が協力し、医療機器の設計・導入・保守におけるセキュリティを共通の優先事項として取り扱うことが求められています。

現在、医療機器に対するセキュリティ設計の義務化が進む中、MDMには暗号化や認証機能を備えた設計が求められています。一方で、HDOも機器の安全な配置と運用に責任を持っていますが、技術が複雑化する中でその対応は容易ではありません。このような状況の中、一部のMDMは競争優位性を確保するために、医療機器セキュリティに関する追加的なガイダンスや協働支援を提供し、成果を上げています。

本資料では、MDMとHDOが協力して患者の安全と医療データのセキュリティ、プライバシーを確保するための7つの重要なポイントを解説します。また、医療機器ライフサイクルレビューの導入に向けた実践的な枠組みをご提案します。この資料が貴組織のセキュリティ体制の見直しや、MDMとHDOの間でより良いパートナーシップを築くための一助となれば幸いです。

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