Risk Oversight 157:北米でESGの重要性は十分に理解されているか

北米の企業は、ESG(環境・社会・ガバナンス)に関して、欧州やアジア太平洋の企業に比べて大幅に遅れています。この「熱意の差」は何を意味し、取締役会はこれを考慮すべきでしょうか。

オックスフォード大学とプロティビティが最近実施したグローバル調査では、広く分散した国や業種の250名の取締役および経営幹部が、今後10年間の企業の成功にとってESGの重要性増大を認める数が圧倒的に増えています。しかし、調査で取り上げられているすべてのESG要素において、北米の回答者はESGへの関与や取り組みが少ないと回答しています。調査結果から見えてくる北米の状況や、リーダーや取締役会への影響について解説します。

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