グローバルレベルでの財務会計・管理会計の強化が、多くの企業で課題となっています。例えば、海外企業の買収、現地有力企業への出資、現地法人の設立など海外部門の強化が進み、その経営上の重要性が高まる中、財務会計・管理会計の分野においても、海外子会社とのコミュニケーションおよびコントロールを強化する必要性が急速に増してきているのです。
しかしながら、海外とのコミュニケーションおよびコントロールに際しては、言語、文化、業務慣行、時差、距離などの点で特殊性があるため、国内子会社、関連会社に比べて対応が十分でないケースが少なくありません。
プロティビティのグローバル財務会計・管理会計高度化支援では、財務会計・管理会計に関する実務的な知見とグローバルコミュニケーションおよびコントロールのノウハウを持つ専門家が、海外部門に関する財務会計・管理会計に関する各種課題の解決を支援します。
課題例
グローバル財務会計・管理会計における主な課題
情報の品質・適時性・可用性
- 連結パッケージで情報を収集しているが、提出される情報の正確性に不安がある。
- 海外子会社で、財務諸表の訂正を要するエラーが多発しているので改善したい。
- 海外子会社からの情報がタイムリーに上がってこない。
- 海外子会社から提出される情報を本社で加工・集計する必要があり、効率が悪い。
コミュニケーション
- 海外子会社を買収したが、現地経理部門とのコミュニケーションをこれから確立する必要がある。
- 本社経理部門に海外子会社をコントロールするリソースが不足している。
プロジェクト推進
- グローバルで取り組むべき各種課題について、子会社経理部門の協力を得ることができないため、計画通りにプロジェクトが進行しない。
- 海外子会社の予算策定および実績管理を、国内子会社と同じ水準(品質および適時性)で行いたい。
- 国内子会社に適用している業績評価基準を海外子会社にも適用したい。
- 海外部門も含めた業績予測を精確に行いたい。
- IFRSの導入を進めているが、海外子会社の差異分析や業務構築をどのように進めていけばよいか悩んでいる。
プロティビティは、上記の課題解決に向けたさまざまな支援サービスを用意しています。
主なサービス
- 海外子会社経理部門へのガバナンス強化支援
- ガバナンス強化に関する構想策定支援
- グローバル規則の策定支援
- グローバル経理責任者会議の企画・運営支援
- 子会社経理部門とのコミュニケーション推進支援
- 海外子会社の財務会計・管理会計の統合支援
- 海外進出時の財務会計・管理会計の制度設計支援
- グローバルプロジェクトに関するプロジェクトマネジメント支援
- 海外子会社のIFRS(国際財務報告基準)対応プロジェクト支援