
金融機関の収益性・成長性と安定性・健全性の同時に充足する、すなわち『収益を安定的に極大化する』ためには、「リスク」、「収益」、「資本」、「流動性」等の視点でバランスのとれた経営管理態勢の構築が必要です。適切かつタイムリーな意思決定から有効なアクションにつなげるための管理の仕組み実現に向けて、業務プロセス、組織、レポート体系、計測とコントロールのための方法論、情報システムなどの包括的な視点から態勢整備を支援します。
会社全体として、資本に対するリスクを許容限度内に抑制し、健全性を確実に維持し続けるための仕組み作りを支援します。
【事例】
銀行や保険会社の資産・負債構造を最適化し、企業価値向上につなげるための中核業務であるALM業務の改善・高度化を支援します。
【事例】
収益・経費算出ロジック設計、業績評価制度設計、システム導入まで、収益向上に向けた意志決定につながる仕組み作りを支援します。
【事例】
定常時の効率的な資金管理に加えて、様々なストレス状況にも対応できる流動性確保のための仕組み作りを支援します。
【事例】
大震災などの災害や新型インフルエンザの大流行(パンデミック)の発生など事業に多大な影響を与える事象に遭遇しても金融機関はその責務を果たすために、被害を最小限に止め、必要な期限内に業務を復旧・再開させる必要があります。また、事業継続に関わる規格・ガイドラインの発行やISO規格化の動き、そして、企業のコンプライアンスやCSR等への社会的要求や当局要請の高まりにより、金融機関における事業継続管理(BCM)への取組みやその高度化がますます求められています。